あしひきの 山桜花日並べて かく咲きたらば いたく恋ひめやも
足比奇乃 山櫻花 日並而 如是開有者 甚戀目夜裳
山部宿禰赤人(万葉集)
というわけで、本日も山桜の画像を。
実際はこんな( ↑ )感じには見えなくて
桜の木の下から見上げると、
青空を背景に楚々とした桜花が。
モンシロチョウがふわふわと。
ミツバチらしき姿も。
背景に青空が入りこまないよう撮りたいのですが、
崖の上にあるので無理です。
明後日は満月、
それまで持ってくれれば月光下で撮りたいのですが、無理でしょうね。
ねがはくは 花のもとにて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ
西行法師
如月の望月は2月15日ですが、新暦では3月の望月(満月)となります。
なので明後日の満月になります。
とはいえまだ死にたくないですけど。w
再度アップ、
これがイチバンかな、白飛びしているけど。
おまけ
この山桜を撮った後、他にもないか山裾を車で走っていたところ、
ふわふわの白い物体が!
ユーレイじゃなくて子ねこでした。w
最初は3匹いたのですが、カメラを構えているうちに2匹に。
この汚れ具合、飼い猫ではないですね。
(かなりの望遠で撮っています。)
なんだか、保護したときのレミを思い出しました。
でも、これ以上は飼えません。
周囲に民家があったので、なんとか生き延びてほしいものです。
ソメイヨシノももうすぐですね。
世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
在原業平(古今和歌集)
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おだかやに時間が流れ、俗塵を落としてくれるようです。
そのまま景色を撮りたいものです。
子ネコさんは、ここまで育っているのですから丈夫でしょ。
親ネコさんか、面倒を見てくださる方がいるのだと思いますよ。