2017年07月

天の川銀河中心付近


続いてはSamyang85mmf1.4(ゴールドライン、旧タイプ?)での画像を。


7/2 2:07
k-1 85mmf1.4→2.0 ISO25600 10秒露光

201707020207c


珍しく3000×4500の大き目な画像をアップしてみました。

ISO1600&120秒で撮ったのはほんの少し流れてしまったのでこちらを選択、
ISO25600なんてフィルム時代は考えもしなかった数字ですね。w


実は昨夜も出かけたのですが雲が広がり断念、
桜島フェリー桟橋でUターンして来ました。

狙った場所は錦江湾を隔てた薩摩半島の南端付近、開聞岳の近くなのでけっこうな距離があります。

ただ、深夜も桜島フェリーが1時間に1本運行されるのでなんとか行けますが、
天気の変化には対応しにくいです。

次回は月が細くなる20日以降が狙い目でしょうか。
その頃、台風が来ないことを願う次第です。w



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『銀河鉄道の夜』から


一、午后の授業

「ではみなさんは、そういうふうに川だと云いわれたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。」先生は、黒板に吊つるした大きな黒い星座の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯のようなところを指さしながら、みんなに問をかけました。

『銀河鉄道の夜』 青空文庫



7/2 1:56
K-1 Samyang35mmf1.4→2.5 ISO1600 120秒

201707020156



「ですからもしもこの天の川がほんとうに川だと考えるなら、その一つ一つの小さな星はみんなその川のそこの砂や砂利の粒にもあたるわけです。またこれを巨きな乳の流れと考えるならもっと天の川とよく似ています。つまりその星はみな、乳のなかにまるで細かにうかんでいる脂油の球にもあたるのです。そんなら何がその川の水にあたるかと云いますと、それは真空という光をある速さで伝えるもので、太陽や地球もやっぱりそのなかに浮かんでいるのです。つまりは私どもも天の川の水のなかに棲すんでいるわけです。そしてその天の川の水のなかから四方を見ると、ちょうど水が深いほど青く見えるように、天の川の底の深く遠いところほど星がたくさん集って見えしたがって白くぼんやり見えるのです。」

『銀河鉄道の夜』 青空文庫

 

7/2 2:00
K-1 Samyang35mmf1.4→2.5 ISO1600 120秒 タングステン光

201707020200



以前、
「地球は太陽系の中にあり、太陽系は天の川銀河の中にあるのにどうして天の川が眺められるんだ?」
という質問を受けました。

その回答が『銀河鉄道の夜』の中に記されています。
宮澤賢治の博識が窺われますね!



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昨夜の天の川


さて、月を写している最中に空はすっかり雲で覆われてしまいました。

GPVをチェックするとずっと雲、
それでも諦めずに22時頃外に出ると月すら見えない状況、さすがに諦めました。

ところが、
0時過ぎに帰宅しようと駐車場に下り立つと空には雲なし!!

事務所に戻り準備を済ませると、
かつてレミソラを保護した叶岳へと車を飛ばしました。


2013/6/21 14:04
ロケハンに出かけレミソラと出会いました。

201306211404


もう1枚、手前がソラかな?

201306211405c



頭上の天の川
7/2 1:32
K-1 Samyang8mmF3.5→F4.0 ISO1600 150秒

201707020132c


このレンズはAPS-C用の対角魚眼なんですがフルサイズでは長辺だけが180°になります。
初代はフードが固定されていましたが、それを削ってフルサイズに使う方がいたので(かのSenbeiさんもそうだったような)、

なのかわかりませんが、2代目はフードが外せるようになりました。
韓国製品にしてはユーザーのことがよく解っていますね。w

アンドロメダ銀河、カシオペア座はもとより、二重星団h-x、ペルセウス座の一部まで写っているような?


縦向きにしてみました。

201707020132c2


昨年、FF用対角魚眼、Samyang12mmf2.8を購入し縦構図で天の川を写しましたが、
やはりこちらの方が広範囲に写っていますね。
(当たりまえですね。w)

なお、追尾はカメラのアストロトレーサを使いました。
急だったので自宅までスカイメモを取りに戻る暇がなかった次第です。

他にも35mm、85mmで撮って来ました。
続きはまた。

 

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昨夜の月


奄美地方は梅雨が明けたようですが、大隅半島はまだです。
でも一昨日(6/30)から昼間は青空がのぞくようになりました。

昨日は夕方から曇り出しましたが、
なんとか上弦の月を撮ることができました、久々眺める月でした。

カメラはFUJIの高倍率ズームコンデジ、FinepixS1です。
NikonP900を落としてからはS1で凌いでいます。w


20:27
薄雲越しの月

201707012027


20:23
月の下には木星が。

201707012023


20:16
木星の衛星を撮ってみました。
イオは木星の下付近、木星の明るさに惑わされ確認できませんでした。

201707012016


因みに月と木星の衛星、
極端に明るさが違うため月と同じ画面で衛星を撮ろうとするとこんな感じになります。w

20:21
月と木星の衛星

201707012021

ガニメデ、エウロパ、カリストが確認できますね。

そうこうする内に雲で覆われてしまいました。

20:32

201707012032


GPVで雲の動きをチェックしたところ一晩中こんな状況、
天の川撮影は諦めていたのですが...

to be continued  笑)    

 

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